【赤ちゃんを迎える方へ】第一子 妊娠出産回顧録【個人の感想です】

育児体験談

今回の記事は自分の妊娠・出産についての回顧録です!

今回は推し活の話題とは打って変わって、自分の妊娠出産について綴ろうと思います。

妊娠中の方、そして配偶者の方。新しい命を授かったこと、本当におめでとうございます!

私も2024年に第一子を出産して忙しい毎日を送っていますが、妊娠~出産~現在(第一子10か月)に至るまでいろいろありました。今も悩み続けています(笑)

特に初めて妊娠された方は、

①自分の身体や心の変化

②赤ちゃんを迎えるための環境構築

③「夫婦で」親になっていくにはどうしたらいいのか

悩まれる方も多いのではないでしょうか。

そんな方に向けて、私の妊娠出産体験談&やっておけばよかったことを上記①~③の3点に焦点を当ててお伝えします!今回は①に相当する、私の妊娠出産体験談について記載していきます!

のーだ
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想いを詰め込みすぎて長くなってしまいました。基本は個人の感想ですが、少しでも参考になれば幸いです!

①自分の身体や心の変化

1-1:妊娠初期~妊娠6か月ごろ【身体はいたって順調!でも心は不調!】

私が妊娠してるかも?と思ったのは奇しくも乃木坂46の「真夏の全国ツアー」の公演から数日後のことでした。

見事その予感は的中し、そこからは以下のような生活を続けました。

  • ①肉体労働を抑えるよう上司にかけあう(些細なことでも流産につながる危険性があるため)
  • ②生もの・カフェイン・アルコールは絶対摂取しない(胎児に悪影響)

幸運なことに私はつわりが全くなく、吐き気もなければ食べ物の好みも全然変わらず匂いも全く気にならない、という感じでミラクル普通の生活を送れました。

ですがつわりの程度というのは個人差が大きく、遺伝的な要因も大きいとされています。一部研究ではつわり緩和の鍵となる要因が明らかになっているようですが、現実的に運用されるようになるのはまだまだ先でしょう。

英ケンブリッジ大学主導の研究によれば、つわりの重症度には、胎児が作り出すGDF15の量と、母親がGDF15の吐き気作用に対してどれだけ敏感かが直接関係している。(中略)ケンブリッジ大の研究チームは、GDF15の長期的な投与によって、つわりが重症化して妊娠悪阻を発症するリスクを低減できると考えている。

(引用)https://forbesjapan.com/articles/detail/68021

そのため、(つわり未経験の私が言うのもアレですが)全国の配偶者各位には声を大にしてこう申し上げたいです。

自分の周りの○○さんができたんだから君もできるよって言わないでください!!!!

のーだ
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「妊娠中の苦しかったことの80%は妊娠初期のつわりだった」という方もいらっしゃいました。逆にこの辛い局面を一緒に乗り越えられれば、夫婦間の絆はより確かなものになると考えます。

・・・と、ここまでで自分の身体はいたって順調だったのですが、精神面はあまり順調ではありませんでした。

「妊娠中はホルモンバランスの乱れから精神的に不安定になりやすくなる」とは聞いていたものの、当時はその影響をもろに喰らっていたなと感じます。

のーだ
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一番強く感じていたのは、「何も手本を見せられない自分が親になること」や「本当に子どもを愛せるのか」といった不安の気持ちです。

女性には生理(月経)があるのでバイオリズム的に落ち込みやすい日があるのは自覚していたものの、妊娠中はその比でないくらい何度も落ち込み、夫の前で涙を流してきました。

のーだ
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何度も同じことでくよくよ悩んでいる私を、何度も励ましてくれた夫には感謝しかないです。

ぜひ全国の配偶者各位には、身体のことはもちろん心のことも!奥様の様子を定期的に気にかけてあげていただきたいです。

まとめ:辛い時期だとは思いますが夫婦2人で乗り越えられるように話し合いを重ねられるといいのではないかと思います!

1-2:妊娠7か月~8か月【出産準備開始&最後の夫婦2人時間を楽しむ】

この頃にやったことや自分の状況としては以下の通りとなります。

  • 出産準備を始める(自宅&実家:里帰り出産のため)
  • お腹が大きくなったことで
    • 横向き+抱き枕スタイルで寝始める
    • 骨盤が開いてきて尿漏れが増え始める
    • 腰痛や股関節痛が増える
  • 久々の立ち仕事中貧血で倒れる
  • 最後の夫婦2人時間を存分に楽しむ!

本来はもう少し早く出産準備をすべきだったのですが、夫婦ともに仕事が繁忙だったこともあり、妊娠7か月になってようやく出産準備や環境構築の心づもりを始めました。

私は里帰り出産(距離:新幹線+電車で4時間ほど)を予定していたので、実家の方での出産準備はある程度イメージできましたが、正直自宅の方で何を準備すべきかは全く見当もついていませんでした。

それでもベビー用品店でもらえるパンフレットを見ながら夫婦である程度話し合い決めていきました

のーだ
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詳しくは次回②の記事で話そうと思います!

一方、身体的にはこの頃からお腹も目立つようになり、周囲から気遣っていただけることが増えました。

このくらいの時期からお腹の重さゆえ仰向けで寝るのが本当にしんどく、横向き+抱き枕スタイルで寝るようになっていきました

また、(汚い話ですが)尿漏れや腰痛・股関節痛など身体の中心部の不調が増えていきました

のーだ
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どうしようもないこととは思うのですが、ちょうど冬場だったこともあり、くしゃみをするたび尿漏れしてしまう自分が本当にショックで情けなく感じていました・・・

そしてこの時期、仕事で久々に立ち仕事をする機会がありましたが、久々だったからか?貧血でぶっ倒れるという事態がありました

のーだ
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たまたまそばにいた同僚に支えてもらい大事には至りませんでしたが、もしここで身体を強く打っていたらと思うと背筋が凍りました・・・

この時期に限らず、妊娠中は胎児に血液を回している関係上貧血になりやすいため、本当に妊婦さんはなるべく安静にした方がいいんだなというのを痛感しました。

とはいえ私は産前8週前から里帰りをする必要があったため、最後の夫婦2人時間をここで存分に楽しみました!

具体的には以下のような感じです。

  • ライブを見る・行く(もちろん無理せず)
  • 2人でごはんを食べに行く
  • めちゃくちゃゲームする!

今となっては全て工夫次第でやろうと思えばできるのですが、当時はそれこそ2-3年は何もできない心づもりでいたので、すべて全力で楽しみました!

まとめ:身体が大きく変わってくる時期。自分の変化を前向きに受け入れつつ、肉体的には穏やかな毎日を過ごせるといいですね。夫婦時間も楽しみたいところ!

1-3:妊娠9か月~出産!【ギリギリまで出産準備・ドタバタの出産】

この頃にやっていたこと、自分の状況は以下の通りです。

  • 実家に戻り2週間に1度の定期健診
  • 合間を縫って出産準備(レンタル手続き)
  • ときどきウォーキング
  • 血液検査の結果が悪く急遽産院変更(準備品ももちろん変わる)
  • 急な発熱⇒いきなり出産へ・・・

特に出産前最後の2週間は怒涛の展開だったのですが、順番にお話します。

まず、予定日8週前から検診の頻度が月に1回から2週間に1回と短くなります

のーだ
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ちなみに私の里帰り先の産院は妊娠20週までに一度母体を見せに行かないと出産できないとのことで、急遽有給を取り実家に戻ってきています。うちだけかもですが里帰り出産を予定されている方はしっかりご確認ください・・・

産院では股関節を鍛えた方が出産には良いとのことでウォーキングや体操を勧められたので家や近所で活動していました。

このように最初の2-3週間は問題なかったのですが、毎回行う血液検査の数値が次第に悪くなっていき、「うちでお産になると大量出血で大変なことになる可能性が高いので大きな病院に転院してほしい」と要請されました。

産院が変わればもちろん準備しなければならないものが変わります。

超特急で足りないものをかき集め、不要な購入品は返品し、カバンに詰めなおす作業を行っていきました。

そして転院後2回目の検診で帝王切開の可能性を示唆され、麻酔科医の話を聞くため再度来院した際に急な発熱が出ました。

コロナやインフルエンザは陰性で原因が全くわからず、一度は解熱し落ち着いたのですが、大事をとって入院するよう指示されたため急遽入院しました。

しかしその夜再発熱し、一時は40℃まで体温が上昇。そのため胎児の心拍にも相当な負荷がかかっていたようです。

のーだ
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人生で最も高い体温で、朦朧としながらも驚いた記憶です。

なんとか朝方には解熱したため、退院できるかな~と思っていたところ、産婦人科医から「もう自然分娩可能な大きさまで胎児が成長しているので、このまま陣痛促進剤を使って出産しましょう」との鶴の一声。。。

のーだ
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突然のことすぎて親にも夫にも驚かれました。私が一番びっくりだよ。

ということで、ロクに眠れていない中ひーひー言いながらも、想定していたより出血もひどくなく、無事自然分娩で出産することができました。

まとめ:出産は直前まで何が起こるかわからない。母子ともに元気で安全に出産を終えられることは当たり前じゃない。これを心に刻みつつ、お腹の中の子どもに会える日を楽しみに待ちたいですね。

(おまけ)1-4:出産~産後2か月ごろ【最優先事項は子どものお世話と母体の回復!】

おまけとして産後のことも少し記載します。

  • ありえないほど胸が張る(めちゃくちゃ痛い・人によっては熱が出る)
  • まじで股が痛い(自然分娩だと高確率で股が裂けます)⇒1か月以上痛かったです
  • 長時間睡眠がとれず身体が休まらない
  • 産後2-3か月ごろまでの精神的落ち込みが強い(あるあるらしい)

出産すれば身体の不調とはすぐお別れ!というわけにはいきません

出産から1か月は「産褥期(さんじょくき)」といわれ、母親は母体の回復と子どものお世話が最優先事項となります。

母体は上記リストの不調以外にも、悪露(おろ)と呼ばれる出血が止まらなくなったり、ホルモンバランスの乱れから眠れなくなったり・・・とコンディションとしては最悪の状態となります。

そんな中で回復するのは無理ゲーな気もしますが、夫・両親・親戚・行政サービスなどあらゆる手段と人脈を使って自らの回復と子どものお世話に注力できる環境を整えましょう

*ここで無理をすると本当によくないことになるといわれているため、まず家事はできないと思った方がいいです。仕事やらダイエットなんてもってのほか。時間があるなら寝て。とにかく寝て。

のーだ
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私の祖母は自営業でしたが産後1週間もしないうちに義両親から働けと言われたらしく、仕方なく働いていたら失明しかけたそうです。本当に恐ろしい・・・

私は里帰り出産だったので本当に恵まれた産後ライフを送れたと思いますが、第二子をもし考えるなら(お金はさておき)一番のネックはここになると思います。それくらい産後の身体的不調は辛かった。

のーだ
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2人以上お子さんを産み育てているママさん方に最大級の敬意を表します。そしてどうやって産褥期以降を乗り越えられたのか、ぜひ私に教えてください・・・

まとめ:ママさん、出産お疲れ様でした。とにかく無理をしないこと、自分以外の他人を頼ることを第一に考えて、これから始まる新しい日々をできる限り楽しめますように。

今回は以上!次回「②赤ちゃんを迎えるための環境構築」へ続きます!

以上、ここまで長文で自身の妊娠・出産経緯を語ってまいりました。

とにかくこの記事でお伝えしたかったのは、「妊娠・出産では思った以上に想定外の事態が起こる」こと、そして「自分も周囲も想像している以上にハードな時期がある」ことです。

不安を煽るつもりは全くないですが、こうしたことを知っているのと知らないのとでは大きな差。少しでもたくさんの体験談を聞くことで対策が立てられるし、ご自身やご夫婦の心持ちも変わってくると思います

私はいろんな方のお話を聞きながらも、正直妊娠出産を甘く見ていた部分もありましたし、「もっとこうできたな」と思うこともたくさんあります。

ですが今結果的に落ち着いて日々生活できているのは、ひとえに周囲の協力があったからです。

その方々に感謝をこめつつ、これからご出産される方が少しでも支援を受けやすくなればいいなと思い、体験談をしたためました。

のーだ
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この記事に書いてあることをもとに「こんな人もいるらしいよ、大変だよね」と会話を始めれば、「自分たちのときはどうするか」という話題につながりやすいかな?と考えました。浅はかな考えかもしれませんが少しでもお役に立てれば幸いです!

次回は「②赤ちゃんを迎えるための環境構築」について持論を記載しますのでよろしければまたご覧ください!

のーだ
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ではではまたね!

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